Office 365とPulse Connect Secureでの電子証明書認証
Gléasで発行したクライアント証明書を使って、Office 365(ブラウザ/ネイティブアプリ)へのログイン時に、Pulse Secure社の Pulse Connect Secure で電子証明書認証をおこなう環境を検証しました。
設定手順PDF (2.2MB)

あらかじめPulse Connect SecureにGléasが発行したサーバ証明書を設定し、信頼するクライアント証明書の認証局として、Gléasのルート証明書を登録します。
Windowsからブラウザ/ネイティブアプリで、iOSからネイティブアプリでのOffice 365へアクセスします。Office 365は、SAMLで連携するPulse Connect Secureに認証を委任します。
Pulse Connect Secureではパスワードと証明書による認証が行われます。iOSでは電子証明書認証にMicrosoft Authenticatorを使います。
GléasはiOSへの証明書配布時に、VPNの接続設定(接続名、ホスト名、オンデマンド接続先)を同時にインポートできるため、iOS端末での接続設定を省くことができます。このソリューションにより、1枚の証明書でOffice 365へのログインと、Pulse Connect SecureへのSSL-VPN接続の2種類の用途をカバーすることができます。
関連するコンテンツ
関連ニュース
2020.01.30 Office 365とADFSでのクライアント証明書認証 技術資料
2019.01.29 SafeNet Trusted Accessを使ったOffice 365証明書認証 技術資料
2018.04.02 Workspace ONEでのOffice 365クライアント証明書認証 技術資料
2017.03.08 Office 365とPingFederateでの電子証明書認証 技術資料
2016.12.26 Office 365の端末認証についてのインタビュー記事 アップデート
2016.09.26 Officeモバイルアプリのクライアント証明書認証 アップデート
2016.08.26 SlinkPassによるiOS用Officeアプリでの端末認証 アップデート
2016.08.03 クライアント証明書によるOffice 365の先進認証 アップデート
2015.10.13 SeciossLinkクライアント証明書発行依頼機能対応 アップデート